3. プログラミング

「プログラミング」における目標

プログラミングにおける目標は、次の2つになっています。

  1. プログラミング作法,コーディング標準を修得し,応用する。
  2. プログラム言語の文法の表記法を修得し,応用する。

それぞれの基礎を習得した上で、応用できるよう学習をすすめていきます。

3.1. プログラミング

3.1.1. プログラミング作法とコーディング標準

プログラミング作法とコーディング標準の目的,効果,種類を理解する。また,プログ ラミング作法とコーディング標準を守らない場合に起こる弊害を理解する。

用語例

字下げ(インデンテーション),ネストの深さ,命名規則,使用禁止命令,プロ グラムの機能適合性・性能効率性・使用性・保守性の向上

3.1.2. プログラム構造

プログラムの信頼性,保守性の観点からプログラム構造を理解する。

用語例

モジュール分割,独立性,メインルーチン,サブルーチン,オーバーライド,オ ーバーロード,DLL

3.1.3. データ型

プログラム言語で使用される代表的なデータ型を理解する。

用語例

整数型,実数型,論理型,文字型,抽象データ型,構造型

3.1.4. Webプログラミング

Web サーバとWeb クライアントの仕組みを理解し,Web サーバ,Web クライアントにおけるプログラムの役割と作成方法,Web アプリケーションプログラムを開発する環境を理解する。

用語例

サーバサイドプログラミング,リッチクライアント,Ajax,Apache,JSP(Java Server Pages),SPA(Single Page Application)

3.2. 文法の表記法

プログラム言語の構文を定義するために,BNF などのメタ言語を使用することを理解する。

用語例

EBNF(Extended Backus Naur Form:拡張バッカス記法)