「構成管理・変更管理」における目標
構成管理と変更管理の目的,考え方,手順を修得し,応用する。
4.1. 構成管理
構成管理では,ソフトウェア全体がどのような構成品目の組み合わせで構成されているかという構成識別体系を確立し,その構成識別体系の管理の方法を明らかにした上で管理を行うことを理解する。
4.2. 変更管理
4.2.1. 構成状況の記録
基準になっているソフトウェア構成品目について,状況や履歴を管理し文書化すること,プロジェクトにおける変更回数,最新のバージョン,移行状況などの当該文書に記録する内容を理解する。
4.2.2. ソフトウェア構成品目の完全性保証
ソフトウェア構成品目の機能的な完全性と物理的な完全性を決定,保証することであること,及びその必要性を理解する。
4.2.3. リリース管理及び出荷
ソフトウェア構成品目の完全性が保証された後は,ソフトウェアや関連文書の新しい版の出荷などの手続を行うこと,ソフトウェアのコードや文書はソフトウェアの寿命のある間保守することを理解する。