4. 開発ツール

「開発ツール」における目標

ソフトウェア開発に用いる開発ツールの種類,特徴,機能を修得し,応用する。

4.1. 開発ツールの種類と特徴

設計を支援するツール,プログラミングやテストを支援するツール,ソフトウェア開発の各工程を通して自動化,効率化を目的とするツール,開発作業全体を一貫して工程を支援するIDE(Integrated Development Environment:統合開発環境)など,代表的な開発ツールの種類,特徴,機能を理解する。

用語例

設計支援ツール(SADT:Structured Analysis and Design Techniques,SREM:Software Requirement Engineering Methodology,PSL/PSA:Problem StatementLanguage /Problem Statement Analyzer),設計ツール,ドキュメント生成ツール,構築ツール,テストツール(静的デバッギングツール(プリティプリンター,クロスリファレンス),動的デバッギングツール,静的解析ツール(ソースコード解析ツール,プログラム構造解析ツール),動的解析ツール(テストデータ生成ツール,テストカバレージツール,テストベッドツール,プログラム検証ツール)),ツールチェーン,エミュレーター,シミュレーター,ICE(In-CircuitEmulator:インサーキットエミュレーター),トレーサー,インスペクター,スナップショット,アサーションチェッカ,バージョン管理ツール(Subversion,Git ほか)

4.2. 言語処理ツールの種類と特徴

代表的な言語処理ツールの種類,特徴,機能を理解する。

用語例

アセンブラ,インタプリタ,リンカ,ローダ,コンパイラ,実行時コンパイラ,クロスコンパイラ,ジェネレーター,プリプロセッサ,原始プログラム(ソースプログラム),目的プログラム,ロードモジュール