「制御に関する理論」における目標
制御に関する理論における目標は、次の3つになっています。
- 信号処理に関する考え方,仕組みを修得し,応用する。
- 制御の必要性,考え方,仕組みを修得し,応用する。
- 代表的なセンサー・アクチュエーターの種類と動作特性を修得し,応用する。
それぞれの基礎を習得した上で、応用できるよう学習をすすめていきます。
5.1. 信号処理
アナログ波形を分析して,雑音を除去し,特徴を抽出する信号処理の考え方,仕組みを理解する。
5.2. 制御に関する理論
5.2.1. 制御の考え方、仕組み
制御の考え方,仕組みを理解する。また,フィードバック制御,フィードフォワード制 御など,各種制御の考え方,仕組みを理解する。
5.2.2. センサー・アクチュエーターの種類と動作特性
コンピュータ制御では,制御対象の光,温度,圧力などの状態をセンサーで検出し,コンピュータが判断して,アクチュエーターを通じて電動,油圧,水圧,空気圧などの機械的な動作に変換し,制御対象を一定の状態に保つなどの制御を行うことを理解する。
5.2.3. 計測システムの種類と動作特性
測位システムなど,コンピュータを利用した高度な計測システムの考え方,仕組みを理 解する。