「ミドルウェア」における目標
代表的なミドルウェアの役割,機能を修得し,応用する。
2.1. ミドルウェアの役割と機能
OS とアプリケーションソフトウェアの中間に位置する各種ミドルウェアの役割と機能,ミドルウェアの選択と利用の考え方を理解する。
アプリケーションプログラム間連携ソフトウェア,DBMS,通信管理システム,ソフトウェア開発支援ツール,運用管理ツール,TP(Transaction Processing:トランザクション処理)モニター
2.2. シェルの役割と機能
シェルは,利用者からのコマンド,指示を受けてそれを解釈し,プログラムの起動,制御などカーネルの機能を呼び出す役割をもつこと,及び代表的なコマンドを理解する。
コマンドインタプリタ,BShell,CShell,cmd.exe
2.3. API
アプリケーションプログラムから見たAPI の役割,機能を理解する。
関数,ライブラリ,Web API,API 仕様
2.4. ライブラリ
プログラムやマクロなどを格納するライブラリを理解する。
ソースライブラリ,オブジェクトライブラリ,ロードライブラリ,DLL(Dynamic Link Library),クラスライブラリ
2.5. コンポーネントウェア
オブジェクト指向技術を基盤としたソフトウェアの部品化によるソフトウェア開発手法であるコンポーネントウェアの考え方,代表的なコンポーネントウェア技術を理解する。
コンポーネント,Java Beans,ActiveX,CORBA
2.6. 開発フレームワーク
アプリケーションソフトウェアの標準構造の実装に使われるクラスやライブラリの集まりである開発フレームワークの考え方,代表的なフレームワークを理解する。
Apache Struts,CakePHP,Spring,Ruby on Rails