ASCIIとは
ASCII(アメリカ標準情報交換コード:American Standard Code for Information Interchange)は、コンピューターと通信デバイスで文字を表現するための標準的な文字エンコーディングです。ASCIIは、128の異なる文字を表すために7ビットを使用します。これには、アルファベットの大文字と小文字(A-Z, a-z)、数字(0-9)、句読点、特殊文字、および制御文字が含まれます。
ASCIIコードは、以下のように分類されます。
- 制御文字(Control characters): これらは、ASCIIの最初の32文字(0-31)で、通信制御やデバイス制御に使用されます。例えば、ASCII 0(HEXだと00)はNUL(ヌル文字)、ASCII 7(HEXだと07)はBEL(ベル音)を表します。
- 印刷可能な文字(Printable characters): これらは、ASCIIの33-126の文字で、文字、数字、句読点、および特殊文字が含まれます。例えば、ASCII 65(HEXだと41)は ‘A’、ASCII 97(HEXだと61)は ‘a’ を表します。
- 削除文字(Delete character): ASCII 127(HEXだと7F)はDEL(削除)文字として知られています。
ASCIIは、多くの現代の文字エンコーディング(例:UTF-8)の基盤となっています。これらのエンコーディングは、ASCIIの128の文字に加えて、多くの他の文字や記号を表現するために使用されます。
コード表例
コード表例ではHEX表示をColumnが上位、Rowが下位となります。HEXの41はColumn4のRow1となり’A’を指しています。同様に5Aであれば’Z’を、3Fであれば’?’を指します。
参照
- ASCII – Wikipedia(日本語)