「プログラム言語」における目標
離散数学における目標は、次の4つになっています。
- プログラム言語の種類,特徴,記述方法を修得し,応用する。
- プログラム言語の制御構造を修得し,応用する。
- プログラムの実行に必要な記憶域の考え方,利用法を修得し,応用する。
- プログラム言語がもつ構文規則,意味規則を修得し,応用する。
それぞれの基礎を習得した上で、応用できるよう学習をすすめていきます。
4.1. プログラム言語の種類と特徴
4.1.1. プログラム言語の変遷と分類
プログラム言語は,機械語,アセンブラ言語,高水準言語と発展してきたこと,プログラム言語の分類を理解する。
4.1.2. 手続き型言語
代表的な手続型言語の特徴,記述方法を理解する。
4.1.3. オブジェクト指向言語
代表的なオブジェクト指向言語の特徴,記述方法を理解する。
4.1.4. スクリプト言語
代表的なスクリプト言語の特徴,記述方法を理解する。
4.1.5. 共通言語基盤(CLI:Common Language Infrastructure)
JIS X 3016(ISO/IEC 23271)で標準化されている共通言語基盤(CLI)の特徴,利用法 を理解する。
4.2. プログラム言語の制御構造
プログラム言語の基本的な制御構造,手続と関数,逐次制御と並列制御を理解する。
4.3. プログラム言語の記憶域
プログラムの実行に必要な記憶域の考え方,利用法を理解する。
4.4. プログラム言語の記述
プログラム言語がもつ構文規則,形式的意味論を中心とした意味規則を理解する。